モダンチューダーは、チューダー様式の骨格を
いまの住まいの寸法に読み替えた一棟。
チューダー様式を現代の住まいに読み替えたデザイン。急勾配の妻壁を重ね、塗り壁・石・濃色の縦張りで面を分けます。
もとになったチューダー様式の典型。木の骨組みを外に見せ、あいだを石やレンガで埋める
ユニバーシスのモデルハウス。この様式で実際に建てた一棟
このデザインについて
モダンチューダーは、歴史上の様式名ではありません。チューダー様式がもっていた急勾配の妻壁、石積み、縦の線といった骨格を残しながら、装飾を整理し、いまの住まいの寸法と性能に合わせて組み直したデザインです。
ユニバーシスのモデルハウスは、このモダンチューダーで建てています。木の骨組みをあらわしにするかわりに、白い塗り壁の面と濃色の縦張りサイディングでコントラストをつくり、石積みのポーチが正面の重心を受け止めます。実際に見て、触れて確かめられる唯一の様式です。
モダンチューダーのディテール
モデルハウスの外観は、いくつかのエレメントの組み合わせでできています。
重なる急勾配の妻壁
左右と中央に、勾配の急な妻壁を高さを変えて並べます。棟の高さがそろわないことで、正面から見たときの輪郭に動きが生まれます。チューダー様式から受け継いだ、もっとも大きな骨格です。
塗り壁と縦張りの面
白い塗り壁の面と、濃いブルーグレーの縦張りサイディングを隣り合わせます。木の骨組みをあらわしにするかわりに、面と面の色の差でコントラストをつくっています。
石積みのポーチ
玄関まわりだけを乱形の石積みで囲い、金属葺きの水平な庇をかけます。塗り壁・縦張り・石の三つの素材が、玄関の一点で出会う構成です。
張り出しの出窓
1階の居間側は出窓として外に張り出し、上に庇を回します。庇を支える方杖(ブラケット)が、外観に手仕事の気配を残します。
ドーマーとスレート屋根
主屋根はスレート葺きとし、切妻のドーマーを2つ立てます。縦長の窓を2〜4連で並べ、濃色のサッシで開口部の線を通しています。
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