グリーグ/リバイバル様式

グリーグ/リバイバル様式

古代ギリシャ建築をモチーフにした建築様式で、神殿を思わせる飾り柱や豪華な外壁が特徴です

グリーク/リバイバル様式は、古代ギリシャ建築をベースにしたフォーマルで古典的なファサードが特徴的です。ギリシャ建築を研究した書籍「アテネの古代遺物」を参考に、18世紀中盤以降の建築物に用いられるようになりました。以来、アメリカで人気を集め、人々に長く愛されています。

グリーク/リバイバル様式について

グリーグ/リバイバル様式は、緩い勾配の切妻屋根や寄棟屋根が特徴です。玄関部分には、2階部分まで吹き抜けのポーチコが設けられています。大きな切妻屋根の妻側を前面にしたポーチコは、神殿風のイオニア様式やコリント様式など柱頭飾りのある柱で支えられ、桁壁(フリーズ)と軒蛇腹(コーニス)の装飾が施されています。また、上下に開放できる細長いダブルハング・ウィンドウには鎧戸が施され、玄関扉には欄間と側窓が設けられています。

資料:アメリカン・ハウス・スタイル/発行:住宅生産性研究会/筆者:JHON MILLNES BAKER,A.IA/訳者:戸谷英世

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