アーリー/サザン/コロニアル様式

アーリー/サザン/コロニアル様式

イギリスから移住してきた人達が初期に建てた様式で、急勾配の切妻屋根と暖炉の煙突が特徴です

アーリー/サザン/コロニアル様式は、イギリスからアメリカに移住してきた人たちが初期に建てた住宅スタイルで、初期南部様式とも呼ばれています。南部では本来、暖炉は必要ありませんが、居間の暖炉の火で温かい団欒の雰囲気を醸し出すために、ヨーロッパのスタイルがそのまま持ち込まれました。

アーリー/サザン/コロニアル様式について

アーリー/サザン/コロニアル様式は、急勾配の切妻屋根と暖炉の煙突が特徴です。軒庇の蛇腹には、デェンティル(歯型装飾)の化粧繰型が廻っています。玄関部分は切妻壁が立ち上がり、ケースメント・ ウィンドウには小さなガラスが鉛でつながれています。構造材はレンガや木が使われ、外部仕様には木製サイディング、屋根には板材などが使われています。室内はオープンプランニングで開放感がある間取りが特徴です。

資料:アメリカン・ハウス・スタイル/発行:住宅生産性研究会/筆者:JHON MILLNES BAKER,A.IA/訳者:戸谷英世

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